もうすぐ試し出勤です

 3月復職審査がありました。内容はクレペリン検査とYG性格検査、そして面接の3つでした。

 実は、私鬱病を患っておりまして、発症から5年が経過します。その間、病休、復職を繰り返し、復職審査も今回で三度目です。

 主な症状は不眠と無気力。ブログを更新するのも億劫(おっくう)な日々を過ごしていました。

 3月の復職審査に向けて2月から6週間の試し出勤をしました。生活のリズムも整い、万全の状態で臨みました。しかし、無念の「復職できず」の連絡が。

1 給与なし

 1年間の休職期間中8割給付でしたが、規定により給与が支払われなくなりました。家賃や光熱費、保険料などのランニングコストはかかるので、定期預金や財形貯蓄を解約することにしました。給与の代わりに共済組合から疾病保険が出るそうですが、支払われるのは、翌々月。ですから、約2ヶ月間は収入が入らないことになります。

 おかげで休日はすっかり引きこもりです。

2 何がいけなかった?

 復職検査は前にも書きましたが、検査と面接、試し出勤レポートで精神科医が総合的に判断し、決定する仕組み。

 もしや、クレペリン

 クレペリン検査は足し算を延々と繰り返し、被験者の作業適正や性格などを判断するもの。「始め」の合図で足し算をし、「次へ」で改行し再び足し算。「やめ」の合図で終了します。決め手は速さと正確さ。

 50代のおじさんが暗算を30分間やるのはとっても苦痛。途中でミスするわ、腕が張るわ。しかも2回。集中だって途切れるつうの。

 ひょっとして、性格検査?

 質問に「いつも朗らかである」なんてものがありました。自分の気質としては、朗らかな方であるので、普通なら「はい」をマークするのが普通。気分障害を患う前なら即「はい」に印をつけました。でも今回は、「いやまてよ。月1回通院し、毎日薬を飲んでいるのだから、「はい」はありえないか。ここは無難に「どちらでもない」につけた方がいいのではないか」と迷い、結果としてほとんどの質問に「どちらでもない」とこたえてしまった。それが問題だったかなあ。

3 復職するために

 上記の原因を打破するために、現在やっていることや心がけることを挙げます。

 ① まず試し出勤期間中はどんなことがあっても休まない。

 ② クレペリン対策として、対向車のナンバープレートを瞬時に読み取り、暗算をして足し算に慣れる。例えば「84-75」なら「2-2」というように。そういえば昔何かで読みました。イチロー選手が動体視力を鍛えるために対向車のナンバープレートを足し算したというエピソードを、きっとそこからひらめいたのでしょう。

 ③ 性格検査では試し期間中の心理状態を反映させるようにしよう。

  結構調子がよかったので、正直にマークすればよかったという反省から③を設定しました。

 次回は8月。復職できるようにしないとね。そしてはやく母親をあんしんさせないと。